価格高騰中。失敗しない中古カメラの買い方

写真は撮るのも見るのも好きで、自分でも仕事で使うときはもちろん、旅行やディズニーに出かけるとき、それ以外にブラブラと街歩きする際もカメラを持ち歩いています。

普段使いしているメイン機はミラーレス一眼レフですが、もっと気軽に持ち歩けるコンパクトなものがほしいと思い数年ぶりにコンデジを購入しました。

購入したのはSonyの「DSC-RX100M3」。最新機種ではありませんが、カメラ好きの間ではいまだに人気の高い機種です。
しかも今回は、初めて中古カメラを購入してみました。その経験を元に中古カメラの買い方やその際に感じた注意点などを共有したいと思います。

新品だけじゃない、中古カメラも価格高騰中

ご存じの方も多いかもしれませんが、現在カメラの価格が大幅に高騰中。その理由は、昨今の半導体不足をはじめとする外部環境の影響、原材料費、製造・物流コストなどが高騰していることと各メーカーもHPなどで表明しています。

例えば、今回私が購入した「DSC-RX100M3」の新品はSonyストアでの現在の販売価格は99000円（価格.comの平均価格は79800円）。
調べてみると2021年11月の価格.comの平均価格は67000円。平均価格で1万円以上値がりしています。

それは中古市場でも同様で、すでに生産が終了してしまっている入手困難な人気機種に至っては、プレミア価格で販売されている場合もあります。

私がコンデジを探し始めた際も、最初は新品で探していたのですが欲しいと思う機種はどれもサブ機として気軽に購入できる金額ではなかったため、早々に諦めました…。
その後、中古で探すことにしたのですが、「求める機能」「価格」「状態」を加味して最終的に選んだのが「DSC-RX100M3」。価格は57000円。状態はかなりよいものでした。

中古にしては高いと感じる人も多いかもしれませんが、写真メインで長く使いたいと思っていたので、状態の良さは最優先事項でした。そこをクリアできるものはやはり価格がどうしても高くなってしまいます。そこは何を重要視するかによると思いますので、状態が少し落ちてもよければもう少し安く入手できたかもしれません。でも私は、状態にこだわって探してよかったと満足しています。

そもそも、このSonyのサイバーショットシリーズは中古自体が品薄で、状態の良い物が出るとすぐに売れてしまいます。私もお気に入りに入れて検討していたアイテムが途中で売れてしまったということが何度かありました。中古なので状態や価格など慎重に比較検討したいところですが「コレ！」と思うものが見つかった場合は、早めに購入することをおすすめします。

実際に中古カメラを買った私が感じた、買う時の注意点

上記でも書いた通り、実は中古のカメラを買うは今回が初めて。これまでミラーレス用のレンズを中古で購入したことがありましたが、カメラをなるとより慎重になります。

そこでまず最初に、リサーチがてら中古カメラ店に足を運びました。そこで分かったことは、「DSC-RX100M3」の中古品、特に状態のよい中古品はそれほど出回っていないということです。ただ、まったく収穫がなかったということではありません。実際にいくつか商品を見せてもらう中で、どれくらいの状態であれば「美品」「良品」になるのかということが分かりました。

この後、ECサイトで探すことになるのですが、この状態ランクの程度を最初に知ることができて良かったと思います。中古品の購入が初めての方には、ぜひそれを見るだけでも一度店舗に足を運んでみることをおすすめします。

実店舗で目当ての商品に出合えなかった私は、その後、ECサイトで探し始めました。中古カメラを扱うショップはたくさんあり、店舗のタイプもいろいろあります。ここで注意したいのが、そのショップが「カメラの専門店か」「カメラの売買実績が豊富か」ということです。

これは口コミなどをよくよく読み込んで分かったことですが、ショップがリサイクルショップなどだと、状態確認や動作確認が少々甘いことが多いようです。外観はきれいだけど、実際に使ってみたら動作不良があったということも多いとのことなので、カメラ専門もしくは実績の多いショップであればそれらのチェックをしっかりやっているところが多いところを選ぶのがおすすめです。

また状態の評価とあわせてそれについて、お店のコメントが入っていることがありますので、そこにも注目してください。実際に商品を目で見て確認することができませんので、ここにどれだけ正直に書いてくれているかが頼りだったります。
私は、自分の気になっている商品以外のアイテムのページも開いてみて、特に状態の悪いアイテムについてどれだけ正直に書いてくれているのかを参考にしました。