鳥取&島根2泊3日ひとり旅 ― ホテル編 ―

今回の鳥取&島根の旅では、出雲市と境港で2つのホテルに滞在しました。どちらも駅近、大浴場付き、朝食が大充実でとても快適に過ごせました。実際に泊まってみて個人的に特に良かった点などご紹介しますので、ぜひホテル選びの参考にしてみてください。

「立地」が最優先。今回は朝食もポイントに!

まず、今回の宿選びで重要視したのが「立地」と「食事」です。

今回の旅では2県を跨いで観光するということもあり、とにかく駅近のホテルであることを最優先の条件で選びました。結果、どちらもほぼ駅の目の前で大きな荷物を持って徒歩でも苦にならずに移動できました。大きな荷物をホテルに預けて観光して、その後荷物をピックアップしてまた移動ということの繰り返しでしたが、面倒ということはなく、余計な時間のロスもなく効率的に行動できたと思います。

もうひとつポイントにしたのが「食事」。特にご当地メニューのある朝食が付いているという点も決め手になりました。東京はもちろん、旅行先でも都市部ではひとりごはんもへっちゃらなのですが、地方に行くとちょとひとりで飲食店に入る勇気が出なかったりするので、場所によってもしもの時のために、朝食でもご当地メニューが味わえるところを選ぶようにしています。結果、今回は移動が多かったこともあり自分だけではご当地メニューを満喫しきれなかったので、この作戦をとって間違いなかったなと思いました。

フリースペースとドリンクサービスでくつろげる

1日目、鳥取砂丘を観光した後に向かったのは島根県出雲市。1泊目の宿は出雲市駅の南口を出たら目の前に見える「出雲グリーンホテルモーリス」です。

泊まったのはシングルルーム。落ち着いた雰囲気のお部屋で、コンパクトですが窮屈なことはなく十分な広さでした。リニューアルされてからまだ間もないということもあり、全体的にきれいでコンセントなどの設備もしっかり整っている印象でした。バス・トイレもお部屋に付いていましたが、大浴場が付いているのでお風呂はそちらを利用するのがおすすめです。

アメニティ類は部屋に用意されていて、館内着が上下セパレートタイプなのも◎でした。

ここのホテルで特に気に入ったのが、1階ロビーにあるフリースペース。奥にフリードリンクとお菓子(おせんべいやかりんとう、マシュマロなど)が用意されていて、自由に飲むことができます。フリースペースのデスクにはコンセントがありWi-Fiも利用できるので、仕事をするのにも最適。出張での利用にも良さそうです。ドリンクはコーヒーマシンがあるほか、紅茶やハーブティーなどのティーバッグ、りんご酢などの冷たいドリンクも用意されていました。これを部屋に持ち帰ってほっとひと息つけるのが、リラックスできて最高でした。

また、19時から22時30分まで2階のゲストサロンで無料でお夜食ラーメンをいただくことができました。しかも、味噌と塩を選べるのもうれしい! 私は味噌味を選び、部屋に持ち帰って食べました。この2階のゲストサロンには漫画コーナーと1階と同じようなフリードリンクコーナーが。ここで漫画を読みながらラーメンを食べていらっしゃる方もいました。ラーメンの無料サービスがある宿はほかにも見かけますが、これだけ時間が長くて、しかも味が選べるところは珍しいと思います。

そして楽しみにしていた朝食の時間。ロビーのフリースペースが朝食会場になります。全体的な印象としては、和洋の料理が並んでいましたがどちらかというと和食のおかずが多め。プラスで出雲そばや赤てんなどご当地の名物が並んでいました。私は前日お昼を食べられず、夕方に駅弁+お夜食ラーメンという感じでお腹ペコペコで目覚めたため、朝からガッツリメニューを選んでしまいましたw 周りはビジネス利用のような雰囲気のひとり客の方が多く、混んではいましたが待ち時間が発生するほどではありませんでした。

チェックアウト後に荷物を預かっていただき観光に出かけましたが、その時やピックアップ時にも丁寧な対応で最後まで気持ちよく過ごさせていただきました。

広々した大浴場と海の幸たっぷりの朝食

2日目は出雲大社を観光し、出雲市駅から鳥取県の境港駅まで移動。この日の宿は、境港駅からすぐの「天然温泉 堺港 夕凪の湯 御宿 野乃」です。

こちらはビジネスホテルチェーンのドーミーインが手掛ける和風プレミアムホテル。全館、畳敷きで玄関で靴を脱いで素足や靴下で過ごすスタイルとなっています。

客室も畳敷きで和を思わせる雰囲気。こちらも大浴場付きのため、お部屋にはトイレとコンパクトなシャワーブースのみとなっています。和風で部屋の家具などが全体的に低めなためか、実際よりも部屋が広く感じました。部屋のテレビで大浴場や食事会場の混雑状況が分かるようになっていて、便利でした。アメニティは部屋に用意されていて、特に足りないと思うようなことはないと思います。

館内着はこちらも上下セパレートタイプで着心地もよい感じでした。また温泉旅館にあるような足袋の形の靴下も用意されていました。

こちらで特に良かったのが、大浴場と朝食です。

大浴場は広々としていて、混雑することなくゆっくり楽しめました。また、湯上りどころには夜はアイスが用意されていて、それもしっかりいただきました。私は利用しませんでしたが、サウナと水風呂もあり“サ活”を楽しんでいる方もいらしゃったようです。また、細かい点ですがお風呂セットがカゴにセットされていてすぐにでも温泉に行けるようになっていたのもうれしいポイントでした。

22時から23時まで、1階で無料の夜鳴きそばをいただけます。こちらはしょうゆ味でした。しかし、私はお風呂上りにちょっと休憩しようとベッドにゴロンとしたところで見事に寝落ちしてしまい、この夜鳴きそばを食べ逃してしまいました…。無念です。

翌朝の朝食はテレビで状況を確認し、混雑を避けて食べに行きました。ピーク時は満席で待ち時間が発生することもあるくらい、朝食の人気が高いようです。ラインナップを見て、その人気の高さにも納得。和洋中のメニューが並んでいますが、特に和食の海鮮系の充実っぷりがすばらしい! お好みの海鮮丼が作れるコーナーは常に人が群がっているので一目でそこと分かります。ちょうど時期的に寒ブリが並んでいたので、朝からこれでもか!というほどいただきました。大満足です。

こちらでもチェックアウト後に荷物を預かっていただくことができました。レンタサイクルの貸し出し(2時間無料)もあるようなので、天気が良ければ利用してみるのもいいかもしれません。

どちらも観光にはもちろん、出張での利用にも最適なホテルでした。タイプは違いましたが、どちらもステキな宿でしたので鳥取&島根を訪れる際におすすめです。

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