鳥取&島根2泊3日ひとり旅 ― 観光・ごはん編 ―

久々のひとり旅の行き先は、鳥取&島根。どちらも一度行ってみたいと思いながらなかなか行けずにいました。そこで今回は思い切って、2泊3日でどちらもまとめて行ってみることに。両県ともとても広く、車ナシ(ペーパードライバーのため)なので、隈なく回ることはできませんでしたが、絶対に行きたかった王道スポットを回り、地元のおいしいものをいただくことができました。

3日間で2県巡る、なかなかハードな今回の旅程

仕事の都合もあり、私が旅行のために確保できたのは3日間。この限られた日程の中で効率よく行きたい場所に行くため、1か月前くらいから計画を立て始めました。私的には、国内旅行しかもひとり旅でこれだけ早くから準備を始めるのは稀です…。

いつも私がやる旅行の計画の立て方はザっとこんな感じです。

①「行きたい場所」「やりたいこと」「食べたい物」のリストアップ
→それぞれ思いつくことや調べて気になったものなどをまず書き出します。そこから優先順位を考えるのですが、それぞれ「1番行きたい場所」などまず1番を決めます。それ以降についてはなんとなくでOK。1番以外はルートにあわせて選ぶようにしています。

②交通手段(航空券、新幹線の予約など)の確保

③宿泊先の予約
→私が宿選びで優先するのは立地です。車ナシなので、荷物を預けたりピックアップしたりしやすい場所。ひとりでも夜ごはんに出かけたり、買い物できたりする安全な場所であることが大事です。もうひとつ必ずチェックするのがワークデスクがあるかどうか。旅先でもメールチェックや簡単な作業をすることが多いので、必須です。その上で、部屋の雰囲気だったり、サービスが充実してる宿を選びます。

④大まかな旅行スケジュールの作成

今回の旅では、どうしても鳥取空港と米子空港の両方を利用したかった(※これについてはまた後日書きますね)との、電車やバスの本数が少ない場所だったのでスケジュールを組むのは結構苦労しました。電車やバスが少ない場所では乗り逃すと、次が一時間後…ということもザラなので、しっかり時刻表までチェックしておくことをおすすめします。

いろいろと考えた結果、今回の旅程は以下のようになりました。あまり効率的なスケジュールとは言えないかもしれませんが、できるだけ地元のローカルな電車やバスに乗りたかったので、そういう意味では満足な旅になりました。

【1日目】
羽田空港→鳥取空港→鳥取砂丘→鳥取駅→出雲市駅→ホテル
【2日目】
ホテル→出雲市駅→出雲大社→出雲市駅→米子駅→境港駅→ホテル
【3日目】
ホテル→水木しげるロード→境港駅→米子空港→羽田空港

ローカル電車を満喫しながら、王道の3スポットをなんとか制覇

初めて鳥取&島根なため、王道の観光地は外せない!ということで「鳥取砂丘」「水木しげるロード」(ともに鳥取)、出雲大社(島根)はしっかり訪れてきました。

●鳥取砂丘

まず普通に街中を走っていたら突然、砂丘が現れるのにびっくり! 思っていた以上に砂はサラサラで、しかもかなり広かったです。ただ私が行った日は強風で思うように歩けず、砂丘内を歩くのを早々に諦め、ソフトクリーム片手に高台から砂丘を眺めました。本当はここでお昼を食べたかったのですが、飲食店が大型バスでやってきた外国人観光客の方たちで大混雑…。食事を諦め、鳥取駅に向かいました。食事は別の場所で摂る方がゆっくりできると思いますのでおすすめです。

●水木しげるロード

ここでも天気に恵まれず、雨と強風で閉まっているお店が多かったのですが、それでも十分に雰囲気は楽しめました。まず到着して夜のライトアップを楽しみながら少し散歩。夕飯は地元の海の幸が楽しめる定食屋さんへ。海産系のお店が充実していますので、ごはんには困らないと思います。翌日は妖怪神社に立ち寄り、お土産屋さん巡り。この通りにある水木ロード郵便局でポストカードを出しました。こちらでは鬼太郎の妖怪消印を押していただくことができます。大きな見どころがドーンとあるというよりは、道沿いにずっとちょこちょこ仕掛けがあるので、それをのんびり楽しみながら歩くのがいいと思います。

●出雲大社

とにかく全体が広く、敷地内にある全体図をしっかり見てからでないと迷います…w メインの御本殿や有名な神楽殿以外にも敷地内には小さな社がたくさんあるのですが、たくさんあり過ぎてうっかりしていると見逃します! 境内の各所にうさぎの像があり、それを見つけるのも楽しいです。参拝後に御朱印もいただくことができ、私は今回、御本殿と神楽殿の2か所でいただきました。出雲大社へ続く神門通りには飲食店やお土産店などが立ち並んでいて、私もここで出雲そばをいただきました。

地元グルメは、ホテルの朝食をつけることでカバー

最後に今回楽しんだご当地グルメのご紹介です。ひとり旅だと地元のお客さんでワイワイしているお店は入りにくい…ということもあり、2泊ともホテルは朝食付で申し込みました。これは万が一、夜に希望通りのご当地グルメにありつけなくても、地の物を朝食で味わおうという作戦です。旅先のひとりごはんも全然平気!という人は必要ないかもしれませんが、結果この作戦はなかなか良かったので、不安な人にはぜひおすすめしたいです。

私が今回堪能したご当地グルメはこんな感じです。

●かに寿し

鳥取駅の構内にある「アベ鳥取堂」で購入した駅弁の「元祖 かに寿し」。昭和27年に販売以来、半世紀以上愛され続けてきた名物弁当です。かにの身がふんだんに使われていて、酢が割と効いている印象。私はビールと一緒にいただきましたが、レモンサワーなどとも相性バッチリだと思います。

●出雲そば

出雲大社周辺には、出雲そばのお店がいくつもあるのですが、私は「十割そば」の文字に惹かれ「出雲 砂屋」へ。シンプルな「割り子そば(3段)」を選び、それに大根おろしと温泉卵をトッピングしました。もともと、とろろや揚げ玉などが付いた「彩り割り子」などもあったのですが、トッピングで選ぶ方が好きなものを食べられるので個人的はおすすめ。そばを注文すると付いてくる「一口ぜんざい」もおいしかったです。

●金アジ丼

境港は海産系のお店が充実してお寿司と迷ったのですが、お寿司屋さんにひとりで入る勇気が出ず、定食などが充実した「元気亭」に行きました。地元で揚がったアジを使った「金アジ丼」と「タコのから揚げ」、ビールを注文。思った以上にアジがたっぷりとのっていて、ごはんにはもちろん、ビールにも合います! アジフライやアジのメンチカツ、海藻ピザ、まぐろラーメンなどこれ以外にも気になるメニューがたくさんありました。

●すなば珈琲 カレー

この旅の最後に食べたのが米子空港の「すなば珈琲」の「大山鶏薬膳カレー」。すなば珈琲は鳥取県で展開している喫茶店チェーン。鳥取駅、空港、鳥取砂丘など、とにかく県内ではありとあらゆる場所で見かけるほどあちこちに店舗があり、地元に人たちに愛されているお店です。看板メニューはサイフォン式コーヒー「砂焼きコーヒー」ですが、今回は出発前にカレーをいただきました。地元のブランド鶏である大山鶏がたっぷり入っていて、独特の歯ごたえが楽しめます。また、薬膳カレーですがクセはなく誰でも食べやすい味わいで、食べた後にもたれない点も◎でした。 

3日間で2県を大急ぎで回った旅になりましが、行きたい場所、食べたい物が網羅できて大満足です。紹介しきれなかったホテルやお土産についてもあらためてまとめたいと思いますので、ぜひあわせて見ていただけるとうれしいです。

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