ツインバードが世界一のパン職人と共創した「トースター」の実力を体験

ものづくりの街、新潟県燕市の本社をおく家電メーカー、ツインバード。
そんなツインバードの商品のなかでも家電好きの間で注目度が高いのが、その道の匠との共創することで誕生する「匠プレミアム」ラインです。

今回はその新商品「匠ブランジェトースター」が11月17日に発売されるということで、その発表会に伺いました。当日は、その場で調理したトーストやリベイクしたクロワッサンなどを試食。今回はそのおいしさを共有したいと思います。

新トースターお披露目。シンプルでムダのないデザインが美しい

この発表会で初お披露目されたトースター。まずはすっきりシンプルなその外観と、トースターには珍しい扉が小さく奥行のある構造が目を引きました。

マットなブラックは高級感があり、通常より幅がないので、コンパクトなキッチンにも置きやすいと思います。

2つのダイヤルボタンとディスプレイはデザインの邪魔をしないさり気ない配置でありながら、アイコンなどで分かりやすくなっていて、簡単に操作できるのもうれしいポイントです。

上下に遠赤外線と近赤外線を配置し、センサーで庫内の温度を正確に把握。独自の火力調整プログラムで、難しい設定なしでパンの種類にあわせた理想の仕上がりに焼き上げます。

この火力調整=火入れを監修したのがドイツで開催されたパン職人の世界大会「iba cup」で、日本人として初めて総合優勝を果たした、浅井一浩さん。

種類の違うパン、しかも冷凍したパンまで、表面を焦がさず中までしっかり熱を伝える絶妙な火入れを実現されるために、とにかく試食に試食を重ね、3年もの開発期間を経て完成させたのだとか。そんな浅井さんと開発担当者のお話しから、このトースターにどれほどの情熱を注いできたのかが伝わってきます。

世界一に輝いたパン職人お墨付きの実力は?

初お披露目と、開発秘話を伺ったら、いよいよ試食タイム。
その場で焼いたトーストや、リベイクしたクロワッサン、バゲット、カレーパンが用意されていました。

私はクロワッサンをいただいたのですが、表面が本当にサクサクで、中はしっとりふわっと仕上がっていて、焼き直しとは思えないおいしさでした。
通常、クロワッサンをリベイクすると表面が焦げやすく、また中は水分が飛んでしまってパサパサになる…ということがよくあります。これがこの焼き上がり。さすが匠の技です。このリベイクが家で、しかもトースターにおまかせでできるのは本当にすごい!

見た目もパンの味も〇。そんなトースターの気になる点

デザインもパンの焼き上がりもすばらしいこのトースター。
価格的には25800円(市場想定価格)と高級トースターの部類になると思うのですが、パン好きさんにはぜひおすすめしたいアイテムのひとつとなりました。

ただ、パン:ごはん=半々派、部屋のキッチンはコンパクトな私としては、もう少し汎用性が高いとうれしいなという印象です。
商品説明に、マニュアルモードでグラタンなどの調理が可能な旨の記載はありましたが、付属レシピなどはなし。今後、パン以外のメニューはサイトで公開していく予定とのこと。
パン食の頻度がそこそこ、キッチンのスペースに限りがある身としては、パンのためだけにこのスペースを取られるのはやはりちょっと厳しいものがあります。最近は本格的な調理ができるオーブントースターも増えていますので、今後対応したレシピが増えてくれることを期待したいと思います。

デザインにも機能にも、隅々までこだわりを感じられた「匠ブランジェトースター」。実際に見て、その味を体験して、「匠プレミアム」の名に偽りなし!
パン好き、毎日朝はパン、買ったパンの焼き直したり冷凍パンを家でおいしく焼き上げたいという、パン好きに最適な1台でした。ぜひチェックしてみてください。

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