今人気の“オールドコンデジ”探し ― 秋葉原編 ―

最近、若い人や海外の人を中心に人気を集めているのが“オールドコンデジ”。手軽に使えて、加工ナシでもエモい写真が撮れるとSNSで話題になっています。これはカメラ好きとしては気になる! 今回はそんなオールドコンデジを探しに家電の街・秋葉原に行ってきました。

エモい写真が撮れると話題の“オールドコンデジ”とは?

まずはオールドコンデジとはなんぞや?というお話から。きちんとした定義はないのですが、調べてところだとおおよそ「2000年代前半(多くは2010年前後)くらいに発売されたコンパクトデジタルカメラで、画素数が1000万画素以下(多くは500万画素前後)のもの」を指しているようです。

画像にフィルムカメラで撮ったような独特の粗さや味わいがあり、今風に言うと「エモい」写真を撮ることができます。オールド女子の私的には「エモい」というより「懐かしい」という感覚ですが、スマホや最近のカメラのクリアな写真に囲まれていると、ちょっとこういう味のある写真が無性にいいなと感じる時があります。きっとスマホに慣れ親しんでいるZ世代的にもそんな感覚なのかなと思いました。

ちなみにオールドコンデジを入手するためには、中古カメラとして販売されているものを購入することになります。販売されている場所は、中古カメラ店、リサイクルショップ、メルカリなどさまざま。中古なので、買う際にはいろいろと注意が必要です。

まずは動作確認。これは中古カメラ店ではきちんと動作確認済みなのかそうでないかが記載されて販売されている場合が多いです。それ以外のお店やネットでは確認されていたり、いなかったりマチマチなのでしっかり購入前に確認するのがおすすめです。それ以外にも付属品の有無(バッテリー、充電器など)、記憶媒体(SDカードなのか、それ以外なのか)も必須で確認したい点。

これらをチェックしないで安いからと買ってしまうと、購入後に使えなかった…なんてことになってしまいますので気を付けた方がいいと思います。

秋葉原の中古カメラ店は外国人に大人気

今回は秋葉原でいくつかお店を回ってみました。まず行ってみて思ったのが、どこも外国人観光客で混み合っていて、在庫がかなり少なくなっていたということです。あとは中古品ではあるのですが、人気なためかなり価格が高騰している印象でした。

ちなみに私のお目当ては「FUJIFILM」もしくは「PENTAX」のオールドコンデジ。canonとSONYのデジカメは少し古いものも使ったことがあるので、どうせなら違うメーカーのものを使ってみたいというのが理由です。特にFUJIFILMは、機種によってフィルムっぽい雰囲気が楽しめるものも多いということなので、その辺りを中心に狙っていきたいなという感じです。

ただこの日は金曜の夕方ということもあったのか、とにかく人が多い。ゆっくりカメラを探すのは無理そうだったので、まずは在庫状況と価格感を確認しながら下見してきた…という感じになりました。

その後、メルカリなども確認してみましたが、やはり動作確認の点が不安なものが多く、しかも価格も結構高い。ここで掘り出し物を見つけるのはかなりハードルが高そうだなと思ったので、もう少し実店舗の方でカメラ探しをしていきたいと思います。

思った以上に品薄になっていたオールドコンデジ。やはり秋葉原は海外の方が多いので、商品の回転もかなり早いのかなという印象でした。今度は少し場所を変えて、また店舗巡りに出かけてみようと思います。

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